Si5351

Clock Generator Si5351A搭載のモジュールを入手したので動かしてみた.
今回作成したサンプルコード
(Si5351Aの設定に関する部分のみ)を置いておく.

これだけで2.5kHz ~ 200MHzの任意の周波数を発生できる.
周波数分解能は出力周波数にもよるが,約6Hz(150MHz~200MHz時)
出力周波数が低いほど高分解能になる(Divider で分周するため).
20170313_1

7.000000MHz 出力
20170313_7M

受信機でモニタした限りでは,通信に使えそうなC/Nではないかと思う.
矩形波なので高調波の問題はあるが,
受信用のローカルOSCとして使用するならこのままでいいかもしれない.

200.000000MHz 出力
20170313_200M

こちらは,モニタできないので波形のみ観測.
100MHzのオシロなので,フィルタがかかってきれいな波形になっているが,
信号がおよそ200MHzで出ていることは確認できる.

位相も設定できるようなので,後日試してみたい.

Si5351」への3件のフィードバック

  1. akio 2018年10月29日 / 1:32 午後

    こんにちは。
    初めて、コメントさせて頂きます。

    私も、si5351に興味を持ち、先日、秋月で購入したのですが、
    実際の回路と、スケッチをお教え頂けないでしょうか?
    また、PICを使われていると思いますが、型番は何でしょう?

    出来ましたら、宜しくお願い致します。

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  2. uebo 2018年10月29日 / 6:20 午後

    コメントありがとうございます.
    回路図を書かずにブレッドボードで組み上げたので,
    残念ながら回路図がありません.
    回路は,適当な出力ポート2個を
    Si5351の SDA,SCLにそれぞれつなぎ
    数kΩでプルアップしているだけです.

    この時は,PICではなくRX63Nで実験しました.
    ソースにPICとあるのは,例として,
    PICならこのような定義になるでしょう,という意図です.

    RX63Nのソースには様々な実験用に
    Si5351とは関係のない処理がたくさん含まれていて,
    そのまま公開しても私以外,訳が分からないと思いますので,
    Si5351に関するものだけ抜き出して公開しています.

    2つのポートをそれぞれSDA, SCL と定義し,出力に設定して
    あとは,si5351_init( ); で一度初期化して,
    set_freq(7000000); などとして周波数をセットするだけです.
    (この場合,7MHz)

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