試作基板で評価を行ったところ,何点か修正が必要なところが出てきたので新たに基板を製作した.見た目はほとんど変わらないが,ノイズ対策としてAFパワーアンプの電源とGNDを完全に分離した.機能的には受信アンプのゲインを半固定抵抗で可変できるようにしたのと,DACのMUTE端子を ESP32-S3 の IO0 に接続しMUTE制御ができるようにした.ただ今のところ使用する予定はなく,MUTE はソフトウェア的に行っている.


実装状態

問題なく動作することが確認できたので,ファームウェアと回路図など製作に必要な情報をすべてGitHubにUPした(詳細はそちらを参照願います).
現状のファームウェアの機能は以下のとおり.
・オールモード(SSB,CW,AM,FM)の送受信(16.93MHz固定)
・AGC(受信時),マイクコンプレッサ,リミッタ(送信時)
・バンドスコープ
・Sメータ表示(LCD)
・Sメータ用電圧出力
・外部AGC用電圧出力(過大入力時の制御用)
・パスバンドコントロール(中心周波数,帯域幅,ノッチ)
・スケルチ(FM受信時)
など

P.S.
製作に必要な情報はGitHubに公開していますが,完成品のご希望があれば頒布を検討しますのでご連絡ください.価格は概算ですが2万円を少し超えると思います.
Very interesting and well done project, it would be nice to be able to raise the value of the medium frequency beyond 30 MHz in order to produce an UP CONERSION transceiver. I think I’ll try to replicate it, thanks for what you did. Vittorio from Italy.
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