VFO(2)

アナログダイアル表示のVFOシステムがようやく具体的になってきた.
以前つくったカウンタのハードはほぼそのままで,ファームだけを新しく作ろうと思っていたが,コスト下げるためにハードも新しくすることにする.

CPUにPIC32MZを使っていたが,高いのでRX621にする.
基板を起こすまでは秋月のボードでデバッグできるので,その辺りも選択理由.
ただし,RAMが96kBなのでカラーディスプレイの解像度を,160x128に落とさざるを得ない.ただ,それもコストダウンにつながるのでいいかと…
160x128だと画面が1.7~1.8インチ.小さすぎないか少々気になるが,機械のパネルに配置するには,むしろこれくらいの大きさがちょうといいかもしれない.

ところが,LCDを探していると同じ解像度と大きさのカラーOLEDが見つかった.

NHD-1.69-160128UGC3

3000円を超えるのでどうしようか迷ったが,一度使ってみることにした.
(コストダウンしようとしているのに本末転倒…)
LCDは,見る角度で色合いが変わったり,見にくくなるのが非常に気になっていたため
それが解消されるなら,ありかなと思う.

とりあえず表示だけさせて雰囲気を確認.

oled1.jpg
アンチエイリアス処理をしているので輪郭が少々ぼやけるが,画面が1.7インチと小さいので,目視ではあまり気にならない.
この解像度(160x128)では,アンチエイリアス処理をしないと微妙な角度の短い線などは,見るに堪えない形状になる.

こんな角度でも色合いや見やすさは変わらない.20190122_125705_Burst01.jpg20190122_125736.jpg

よさそうなので,もう少しファームを作り込んでみた.

oled5.jpg

あとは,Si5351AからLo 信号と,必要に応じてCar信号 を出すようにするのと,
カウンタと同様,周波数オフセット値の設定など自由にできるようにする機能を
追加していく.

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