概要
固定周波数(約16.9MHz)のオールモード(SSB, AM, FM, CW)トランシーバ.かつてのSSBジェネレータ(MIZUHO SG-9 等)のような位置づけのものです.VFOを持つ送受コンバータをこのユニットに接続すれば任意の周波数のトランシーバを構成することができます.
ただし,現状は “ VFO周波数>送受信周波数 ” であることが条件です.

機能等
現状は以下のとおり.
・オールモード(SSB, AM, FM, CW)の送受信
・周波数は約16.9MHz固定(16.90~16.95MHzのどこか,使用フィルタの中心周波数)
・サイドバンドを反転して処理(外部コンバータでサイドバンドが反転することを想定 )
・AGC(受信時),マイクコンプレッサ,リミッタ(送信時)
・バンドスコープ
・Sメータ表示(LCD)
・Sメータ用電圧出力
・外部AGC用電圧出力(過大入力時の制御用)
・パスバンドコントロール(中心周波数,帯域幅,ノッチ)
・スケルチ(AM, FM)
・ノイズリダクション
・CW受信時の周波数シフト
など.
ファームウェアの更新により機能の追加,変更可能.
トランシーバの製作例

製作のための情報
All Mode SDR を製作するために必要なすべての情報(回路図,部品リスト,ファームウェア等)は GitHub で公開しているので,そちらを参照ください https://github.com/tjlab-jf3hzb/All_mode_SDR.

完成品の頒布について
要望があれば完成品の頒布をいたします.在庫が 0 の場合,ご連絡をいただいてから製作しますのでスケジュールは個別にご相談させていただきます.あまり多くは対応できませんのでできるだけご自身での製作をお願いします.
SDR基板(完成品)と 動作確認済のLCD のセット
¥22,000 (消費税10%込)+ 送料
ご希望の方はまずメールで頒布希望の旨ご連絡をお願いします.折り返し詳細をお知らせいたします.